表現と鑑賞をつなぐ視点
岩淵拓郎(著者/なんだこれ?!サークル)✕ 藤吉祐子(国立国際美術館)
日時:2022年11月25日(金)19:00〜20:30
参加費:500円+1ドリンク 定員:15人 ※満席になりました
こどものためのアートワークショップ「なんだこれ?!サークル」。このワークショップには、戦後日本のアヴァンギャルドのパイオニアである具体美術協会の存在が大きく影響しています。具体美術協会のメンバーであった村上三郎、白髪一雄、田中敦子は書籍『なんだこれ?!のつくりかた』にも“パイセン”として登場します。
この秋、具体が拠点とした大阪で開催される、大阪中之島美術館と国立国際美術館の合同企画「すべて未知の世界へ ― GUTAI 分化と統合」で、あらためてその活動が注目されるのにあわせ、国立国際美術館でスクールプログラムやワークショップを担当する藤吉祐子さんと、本書の著者、岩淵拓郎さんが、表現と鑑賞をつなぐ視点をテーマにお話しします。
◎岩淵拓郎(編集者/『なんだこれ?!のつくりかた』著者)
1973年、兵庫県宝塚市生まれ / 在住。雑誌編集者を経て、1998年に独立。主に文化/芸術関係の書籍・冊子の編集、地域の文化プロジェクトのディレクションなどを手がける。また編集の傍ら、2014年から子どものためのアートワークショップ「なんだこれ?!サークル」を国内外で展開。今年6月に『なんだこれ?!のつくりかた』を出版。
◎藤吉祐子(国立国際美術館主任研究員)
だれでもがそれぞれの立場から美術館や作品と関わっていける機会を模索し、スクールプログラム、0歳から参加できる鑑賞ツアー、鑑賞サポートツール、ワークショップ、美術館にアクセスしづらい人が積極的に関われるユニバーサルプログラムなどを企画・運営。コロナ渦では、オンラインの特性を活かし、各種オンラインプログラムを実施し、それまで来館する機会を持たなかった人たちともつながる。
『なんだこれ ?! のつくりかた』特設ページ
https://nandakore.net/howtomake/